小暑 き7 あめのちあめ
MDZSオンライン交流会6
桜咲き、草木が芽吹く、清明の時季
多くの花がほころぶ中、ひときわ凛と咲くそれは
一人のための美しい旋律を奏でる
「幸せだよ」
そう言い寄りかかる重さは、昔に感じたものよりずっと軽い
それでも背中から感じるぬくもりはあたたかく、鼓動を感じる
「私もだ」
その一言に全身で答えてくれるきみに
不変の愛を誓おう
二つの背中は、互いの想いを背負いながら
愛を語る
「さあ、帰ろう」